エレベーターメンテナンスの仕事に向いている人の特徴は?どんな仕事内容なの?
2021.10.21
「エレベーターのメンテナンスに興味があるけど、自分に向いているかな……」
こんな不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
確かに興味はあっても、経験がないと自分に向いているかどうかわからないし、
そもそもどんな仕事をするかもイメージがつかなかったりしますよね。
そこで今回は、身近にありそうで意外とあまり見かけないエレベーターの
メンテナンスの仕事内容やどんな人が向いているかを詳しくご紹介していきます!
●エレベーターのメンテナンスってどんなことをするの?
昇降機設備のあるお客様と契約した現場に向かい、正常に動いているか
点検をしたり、故障した場合に修理をしたりします。
具体的には部品交換、消耗品の補充や交換などです。
エレベーターは毎日休むことなく動いているため、長く使っていれば部品が
摩耗したり破損したりと性能が低下していきます。
性能が低下すると乗り心地が悪く感じたり、人の命に関わる事故が発生したりする恐れがあります。
毎日変わらず安全に多くの人に使ってもらえるように、メンテナンスは行われているのです。
現場はビル・病院・学校・駅・商業施設・マンションなどが挙げられます。
人が多く利用する場所には必ず設置されているため、活躍の場は多くあるでしょう。
●エレベーターメンテナンスの仕事はどんな人に向いている?
機械いじりが好き・探求心がある人
エレベーターのメンテナンス職に就いている人は、そもそも機械をいじることが
好きな人が多いです。
そして機械いじりが好きということは、それだけ機械に対する深い探求心があるということ。
機械を触ることが好き・機械について深く究明していきたいと考えている人であれば、エレベーターのメンテナンス職に向いているでしょう。
観察が好きな人
エレベーターのメンテナンスは、どんな小さな異変も見逃してはいけません。
機械は人間と違って言葉で伝えてくれませんから、こちらからしっかりと観察を
して、不具合を見つける必要があります。
そのため、観察することが好きな人は、エレベーターのメンテナンスの仕事は
向いているでしょう。
原因を追究できる人
エレベーターのメンテナンスをしていると、どうして不具合が起きたのか原因が
分からないこともあります。
そんな時はさまざまな角度から原因を探り、解決策を一つひとつ試していかなければいけません。
分からないと言って曖昧にしたり投げ出したりするのではなく、原因が分かるまで追求できる人はエレベーターのメンテナンス職に向いているでしょう。
社会に貢献したい人
エレベーターは縦の移動手段としてインフラの一角を担っています。
そのため、正常に動かないと人々の生活はとても不便になります。
社会になくてはならない仕事の一つであるため、人々の暮らしを支えたい」と
考えている人には向いているでしょう。
こだわりの強い人
一般社会では柔軟な考え方ができる人ほど優秀とされていますが、メンテナンスの世界では「最高の仕事をする」といった意識が高い人ほど良い仕事をします。
機械は正直なため、その人の腕が良ければ結果もそのまま機械の動きに現れます。
良い結果が出せれば、当然上司にも認められて昇進も夢ではありません。
よってエレベーターのメンテナンスの仕事は、世渡り上手よりもこだわりの強い人のほうが向いているでしょう。
妥協を許さない人
エレベーターのメンテナンスで一番いけないことは「これぐらいでいいか」と
考えることです。
その時は動いたとしても、後になってさらに深刻な故障を起こしてしまう原因にもなりかねません。
エレベーターはたくさんの人が利用します。
子供から大人、高齢者の方や体に障害を持っている方などさまざまです。
もし深刻な故障が起きてしまえば、利用する人々が大きな怪我をしてしまうかもしれません。
最悪の場合、命を落とす危険もあります。
そのため、妥協を許さずしっかり点検・修理を行える人こそがエレベーターの
メンテナンス職にはぴったりだと言えるでしょう。
手に職をつけたい・安定を手に入れたいと考えている人
会社によっては、業務に必要な資格の取得サポートがあります。
資格が取れれば、長期的に活躍することができます。
エレベーターのメンテナンスは安定性のある事業ですから、取れた資格は一生ものです。
そのため、手に職をつけたい・安定したいという人には向いているでしょう。
●まとめ
エレベーターのメンテナンス職の仕事内容と向いている人の特徴についてご紹介しましたが、少しでもイメージは掴めたでしょうか。
普段エレベーターが安全に使えているのは、エレベーターのメンテナンスをする人が居てくれるからなんですよね。
自分に当てはまるところがあった方は、ぜひエレベーターのメンテナンス職を
目指してみてください。
知識やスキルも必要で大変なことも多いですが、人々の生活を支えるやりがいある仕事ですし、自分に向いていればきっと長く活躍できますよ!
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